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新着情報 > 2021年8月29日

命を守る防災のおはなし

命を守る防災のおはなし

 9/1防災の日のまえにNHK気象予報士の池津勝教さんに来ていただき、近年の気象情報や防災のお話をしていただきました。

 今年に入ってからも各地で線状降水帯が発生し7月には熱海市で大きな土石流が発生し大きな被害がでました。ここ数年で短時間強雨が増えてきているそうです。いつ、どこで大きな災害が起きてもいおかしくない近年の気象。警戒レベルの避難情報も新しくなり、レベル4で避難指示となっています。私達が住んでいる医王山地区で避難指示が出た場合、みなさんはどこに避難されますか?

学校まで遠いと自宅避難になることもあると思います。医王山地区は崖地や山に囲まれているため、自宅避難の場合、土砂崩れが起きる危険もあるため早い段階で避難所に避難するという行動に移すことが命を守るひとつとなります。また、避難する際には非常用持ち出し袋の準備も必要です。3月に町会連合会では非常用持ち出し袋を配布しました。その中には食料や水は入っていません。家族人数分の2.3日分の水や食料を準備しておくと安心です。

 コロナ禍で地域の防災訓練がなかなかできない状況が続いていますが、警報発令時は「訓練」のチャンスだと思って一度避難所に足を運んでみるのもいいかもしれません。

 池津さんから「気候」を変えるのは難しいですが「行動」を変えることは簡単だと言われました。いつどこで起きてもおかしくない災害。想定外を想定してまず命を守る!行動を心がけましょう。