新着情報 > 2025年3月13日
NHK金沢放送局と日本銀行金沢支店見学
NHK金沢放送局見学
NHK金沢放送局はクイズ形式で全国のNHKの職員の数や金沢放送局は全国で何番目にできた法則局かをみんなで考えながらお話しを聞きました。なんと金沢放送局は日本で8番目にできた放送局で全国に57カ所ある放送局の中でも日本海側で一番早くできた放送局だそうです。金沢放送局の実際に使われているひゃくまんスタジオではニュースができるまで、スタジオのひみつ、どうしてアナウンサーは原稿を見ずに前をむいて喋れるかなど、実際のスタジオの機器を見学しアナウンサー体験もしながら楽しく学べました。参加者の方からは、夕方のニュースのスタジオもここで撮影しているのか?やお天気カメラがどうやって掃除されているのか等いろいろな疑問について詳しく解説してくれました。毎日見ているテレビ画面の奥。見えないところで沢山の方が働き、いかにわかりやすくニュースや情報を伝えるか綿密な工夫がされていることがわかりました。
昼食は招龍亭でいただきました。
日本銀行金沢支店では、日本銀行の役割、お札ができるまで、お札の偽造防止、銀行の窓口の仕事、レプリカですが、1千万円や1億円の重さを体験しました。
お札の偽造防止では3Dホログラムやパールインキの採用で能登の震災で焼け焦げたお札でもお札であると識別できること、また識別マークは目の不自由な人にもお札の種類がわかるように工夫され、お札の表面には紫外線をあてると総裁の印が光る加工をされており、普段手にするお札にこんなにも沢山の偽造防止の技術やお札を識別するための工夫がされていることがわかりました。日本銀行の窓口では車の反則金や国庫金の納入をする窓口や損傷したお金を引き換えることができる窓口がありました。損傷したお金を引き換える窓口の職員の方たちはみなさんエプロンをされており、質問したところかなり汚れた硬貨やお札がくるとのことでした。
今回研修で訪れた2カ所とも普段私たちの生活にとても身近なものですが、その奥にはいろいろな技術や工夫がされ研修を通して、ニュースを見るとき、お札を手に取るとき参加者の皆様の関心がより大きくなったことと思います。