活動紹介 > 2024年9月26日
お楽しみバスツアー
お楽しみバスツアー ~祝北陸新幹線敦賀延伸~
今年のお楽しみバスツアーはなんと!行きは北陸新幹線に乗車して敦賀駅まで行きました。金沢駅から敦賀駅までは50分程度。初めて新幹線に乗車する方や敦賀駅に初めて行く方も沢山いて改札を通るのもドキドキの旅となりました。
新幹線に乗車したあとは福井までの車窓を楽しみながらあっという間に敦賀駅に到着。うわさで乗り換えが大変と言われている敦賀駅構内はとても広く改札も2回通りました。
敦賀駅に降車後はお土産を買って昼食会場のまるさん屋まで歩きました。
まるさん屋ではお刺身や鯛のアラの鍋をいただきました。
昼食会場を後にしたあとは敦賀市内をバスで回りました。敦賀の観光ボランティアガイドさんに敦賀の歴史的建造物を案内していただきながらまわりました。最初に三大木造大鳥居の一つ気比神宮を参拝しました。境内には松尾芭蕉の像と句碑があり、「おくのほそ道の風景地」に指定されています。
また敷地内に角鹿神社(つぬかじんじゃ)があり昔はつぬかという地名から現在の敦賀に至ったと言われているそうです。
赤レンガ倉庫では敦賀の明治後期から昭和初期のまちなみを再現したジオラマを鑑賞し、いち早く鉄道を敷き欧州に通じる国の玄関口として国際港敦賀が繁栄した歴史を知ることができました。赤レンガ倉庫は当時、石油貯蔵庫として使われていたそうです。そのあと赤レンガ倉庫のすぐそばにある金崎宮を参拝しました。金崎宮は91段の階段を上った小高い山にあり、敦賀の街並みと敦賀湾を一望することができました。金崎宮にも松尾芭蕉が詠んだ句があり芭蕉のゆかりの場所でした。また戦国時代には朝倉・浅井軍と信長・秀吉・家康の戦いの場にもなった歴史ある場所でした。
最後に日本三大松原の一つ気比の松原へ行きました。アカマツとクロマツが入り混じる風景は40万平方メートルにも及びます。芭蕉が気比の松原で名月を眺めたかった場所とも言われており、あいにくの雨で中秋の名月をみることは叶わなかったけど、白浜と青松のコントラストが美しい景勝地を訪れたといわれています。
最終地でガイドさんから、今回行かれた場所はおくのほそ道の足跡をたどった案内になりましたねと。芭蕉ゆかりの地を巡りつつ港町つるがの歴史を学び、北陸新幹線敦賀延伸で身近な場所となった敦賀をより深く知ることができ有意義な研修となりました。