活動紹介 > 2024年11月21日
神社仏閣巡り第4弾
神社仏閣巡り ①那谷寺
まず初めに紅葉がちょうど見頃の那谷寺へ。那谷寺の見学では小松市の観光ボランティアガイドさんに案内していただきました。始めに山門をくぐると門の扉には阿形と仁王像がおり邪気を払ってくれていました。金堂華王殿は1990年に再建され、十一面千手観音が祀られ、奥には重要文化財の書院と庭園がありました。今回は書院で水墨画展が開催されており中も見学することができ、書院から眺める庭園の紅葉がとても綺麗でした。奥には三尊石があり岩壁が3つに分かれた姿が阿弥陀さまに似ているから名づけられ日本最大だそうです。またこの岩山の中に洞窟がありそこも以前は特別拝観で通ることができなかったエリアですが、昨年から洞窟の中を通ることができるようになったそうです。
国名勝指定を受けている奇岩遊仙境にも何体も仏様がいて、本殿近くの岩には猿の横顔の願掛け猿がいました。ガイドさんによると那谷寺の中には三カ所猿がいるそうです。本殿下にある清浄な水「不動明王の霊水」。願いを込めながら身に着けるものにかけると運気が上昇するとのことで霊水で浄化し本殿へお参りしました。本殿の洞窟では胎内くぐりをしました。けがれをとって生まれまわれるそうです。そのほかにも三重塔、護摩堂、展望台と広い境内を回りました。2017年に開創1300年を迎えた全国的に見てもとても長い歴史を持つ那谷寺は、大きな岩山や洞窟など自然智の森の中で自然智の教えを守り受け継いでいました。
昼食は道の駅木場潟でいただきました。
神社仏閣巡り ②安宅住吉神社
小松の安宅住吉神社では正式参拝をしてその後巫女さんより神社の歴史や宝物について案内いただきました。義経と弁慶一行が安宅の関にさしかかった際に関守に止められ、通れるとは思えない状況に直面したにもかかわらず、無事に通過できたという言い伝えから、全国で唯一の「難関突破」の守護神として有名な神社といわれているそうです。境内の中には弁慶と義経が安宅の関を突破した様子が羽子板のように板の上に布で描かれた押檜や江戸時代の版画、江戸錦絵を見学しました。
今回も団体で正式参拝をし、神社の由緒や歴史を学ぶことができました。また那谷寺では、重要文化財を保存しながら、自然智の森として景観を1300年以上も維持、保存し自然に敬意をはらう「自然智」の教えを学ぶことができ、ふるさとの景観や環境保存を学ぶ有意義な研修になりました。